幼木は画像のように5つに分かれた葉の中央が同系種より比較的長く、動物の尾の様に見える事からこの名が付けられたと思われます。成木の葉は、通常のカエデと比べて横径が大きいようです。他の樹木より比較的弱いと思われるこの種は、島で豪雨の度に良く起こる崖崩れあと等の急激に日照条件の改善された場所に良く繁殖します。また、紅葉時期は淡いオレンジ、若しくは黄色の爽やかな彩りを魅せてくれます。その為、斜面等に本種の紅葉が一列に見られるとそんなに遠くない昔にがけ崩れがあったのだと認識できます。日当たりが良く湿度の高い場所を好むようです。関東以北では、冬季には室内にて管理するのが良いと思われます。