2009/8/13 更新
もっちょむ農園マンゴー農場の亀澤さんです。ハウス3棟でアーウィン種を栽培しています。収穫を目前に、毎日問題が発生していないかチェックが欠かせません。今年は、昨年と比較すると収量も増量。これからしばらく緊張のときが続きます。 |
亀澤さんの緊張とは裏腹にマンゴーたちはじっくりと熟成の時を刻んでいます。写真の右側が熟す前。全体的に淡い紫色をしています。熟度に応じて左側の様に下から鮮やかな赤色を帯びてきます。写真では、まだ上部が少し紫色ですね。このもう少し手前の段階でネットをかけてやります。全体が真っ赤になり完熟すると自然に落下し、収穫となります。 |
上の写真は、ネットをかけているところです。マンゴーは果皮が非常に柔らかく、傷つきやすくなっています。また、手荒に扱うと完熟前に落下する事もあり細心の注意が必要です。やさしく、愛おしそうに作業する亀澤さんの横にいると本当にマンゴーが好きなんだなーと言う気持ちがひしひしと伝わってきて、こちらもなんだか暖かい気持ちになりました。 |
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今年この農園初の完熟マンゴーです。すごい。なんだかドキドキします。 園主さんの好意に甘えて頂いてしまいました。私も今年初のマンゴーです。切った瞬間にマンゴー特有の爽やかな香りがあたりに広がります。うーん、なんとも言えない甘く高貴な香り。 |
ちょっと上品にさいころカットしてみました。口に入れると少しトロッとした食感と濃い甘さ、そして同時に鮮烈な香りがおそってきました。ひと噛みするだけですーっと果汁が口に広がります。甘くて、ジューシー・・やばい、くせになりそうです。少し小ぶりでしたが、ギュッと詰まった美味しさでした。 |
現在もっちょむ農園のマンゴーは、完熟直前が数%程度。お盆を過ぎた頃から本格的に収穫が始まりそうです。 |
2009/8/10 更新
◆マンゴーの調理例◆
- マンゴーは図点線の当りに種が入っていますので中心を少し避けるようにして包丁を入れます。(図1)
- 図のように厚さ10mm程度の平らな種が左半分に入っています。(図2)
- 左半分に種の一部が見えています(中央付近の白い部分)(図3)
- 種の入っていない右側を先ず食べやすい大きさに包丁で皮まで切ってしまわないよう注意して格子を入れます。(図4)
- 種の残っている右半分も種を避けてカットした後、同じ様に包丁を入れます。 (図5)
- 底から押すとカットされた部分が浮き上がってきます。きれいなさいころカットが出来上がりました。(図6)
(図1)
(図2)
(図3)
(図4)
(図5)
(図6)
マンゴー現在の様子
例年と比較して、着果量増です。
現在は吊り上げ作業も終了し、肥大追熟期の最中です。
今年の日照量は、昨年をずいぶん上回っていますので屋久島の太陽をいっぱいに浴びて美味しさも倍増の予感で非常に楽しみです。
収穫は、現状から推測して8月以降になりそうです。
・平成21年7月上旬撮影