●「ななのせ」らっきょができるまで | ||
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永田集落東部に位置する遊休地を借り受けました。先ず、背の高さ程のカヤやすすき、竹等を払い一箇所にまとめます(来年良い肥料になります)。表層の養分豊かな土をらっきょの根が張る程度の深さまで混ぜ合わせます。放線菌の香りがほんのり。頑張ってるなー。自然の力も借りながら畑を育てて行きます。 | |
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非常に石が多い圃場です。一輪車やバケツを使ってこまめに取り除いていきます。また、カヤやススキ、竹の根も徹底的に熊手で何度も取り除きます。永田集落は鹿の農作物への食害が非常に大きいため、柱を立てて電気柵を設置します。以前は、食べないと言われていたらっきょの葉も今では大好物。これからは鹿との戦いでもあります。 | ![]() |
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今回の圃場は砂質土でらっきょの栽培にぴったりです!島では、各家庭で自家用のらっきょを育てており、事前の調査でも周辺の畑のらっきょの生育がとても良いことを確認しています。一通り圃場が出来上がりました。肥料をまいて土に混ぜ込んでいきます。 | |
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10月初旬。とても暑い日でした。地ならしを行い、いよいよ種植えです。一つ一つ手作業で植付を行います。平らな畑ですが、成長に合わせて「土寄せ」を行いますので自然と畝が形成されて行きます。 | ![]() |
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その後、土寄せを2度行い、必要に応じて追肥・草取り、草払い等の作業を経て現在に至ります。時に鹿に葉をかじられたりしましたが、何とか乗り越えて立派ならっきょに成長しました。収穫間近です。 左は平成22年4月10日の画像 |
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平成22年4月16日 らっきょの試し掘りを行いました。順調な成長ぶりです。今回20株ほど採取し、分けつ数やそれぞれの重量等のデータを収集しました。今回の栽培方法と照らし合わせて来年の栽培へ活かします。 |
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